トータルビューティの一部として、ネイルは一般社会の関心が非常に高くなってきています。
ネイルマーケットの急速な拡大とともに、今やネイリストは女性の憧れの職業の一つになっています。
プロのネイリストとして仕事をしていこうと考えるのなら、ネイリストの資格は必須です。
ネイリスト技能検定のレベルとしては、1・2・3級があり、3級は誰でも受けられますが、1・2級の受験資格は、それぞれ2・3級の取得者となっており、まずは3級に合格し、段階を経て1級までレベルアップしていくことになります。
ネイリストとして就職を考える場合、最低でも2級を取っておきたいところです。
そして、仕事を続けながらさらに上位の1級を取得していければ、独立への道も見えてくるかもしれません。

<ネイリストに向いている人>
ネイルはもちろんのこと、ファッション全般に通じている必要があります。
細かくて根気の必要な作業なので、そういう作業が得意な人が向いています。
客と1対1の長時間の対面業務になるので、客との信頼関係を結びリピーターになってもらえるだけの接待能力も求められます。
特に、独立を考えるならば必須の能力といえます。

<活躍の場>
美容室やネイルサロンが主な就職先になりますが、人気のある職業なので、就職自体なかなか厳しいのが実情です。
そこから下積みで腕を磨いて一人前になるまでにはかなりの期間を必要とするのが一般的です。
ただ、ネイリストとして独立を考える際には、それほど高価な機材を必要としないので、美容室を開業するのに比べれば、大きな資金負担に頭を悩ませることはないでしょう。
そういう意味では、独立しやすく、実力次第でやっていける仕事であるといえます。

 

【受験資格】
1級:2級取得者
2級:3級取得者
3級:特に制限はありません。

【試験日】
1・2級:4・10月の年2回
3級:1・4・7・10月の年4回

【受験地】
札幌、仙台、東京、名古屋、新潟、金沢、大阪、広島、高松、福岡、沖縄

【試験内容】
ネイリスト・ネイルケアに関する技術及び知識。
実技試験と筆記試験があります。

【受験料】
1級:10,000円
2級:8,000円
3級:6,000円

【問い合せ先】
公益財団法人 日本ネイリスト検定試験センター