街を歩けば、様々な建物・店・ウインドウ・看板など、生活に関わる全ての場所に色彩が使われています。
カラーコーディネーターは、色彩に関する豊富な知識によって、色の持つ効果、それを組み合わせて得られる効果などを様々なビジネスシーンで提案・実践するのが仕事です。
カラーコーディネーター検定試験は、仕事に役立つ実践的な色彩の知識を測る試験です。
レベルは1級から3級まであり、どの級でも自由に受験することができます。
ビジネスの現場で役立てるには1級の取得をめざす必要があります。
<カラーコーディネーターに向いている人>
色彩に敏感で、細やかな感覚の持ち主であることが要求されます。
ビジネスの現場では他業種と交わりを持つことも多く、仕事を進めていく上で協調性も必要です。
<カラーコーディネーターの活躍の場>
ファッション関係だけでなく、サービス・小売・商品開発・建築・インテリア・広告・その他の業種でもカラーコーディネーターの活躍の場は多数考えられます。
いろいろな業界で活躍の場があるわけですが、それはこの仕事が独立して存在するものではなく、他の業種をサポートすることで成り立っている仕事であることを意味しています。
ですから、カラーコーディネーターとして成功するためには得意分野・専門分野をある程度しぼって勝負していった方がいいでしょう。
1級の試験では、「ファッション色彩」「商品色彩」「環境色彩」の3つの分野のうち1つを選択するようになっています。
【受験資格】
制限はありません。
【試験日】
1級:12月
2・3級:6月・12月
【受験地】
全国各地。商工会議所の指定する場所。
【試験内容】
3級:色彩に関する基礎的な知識についての理解。
2級:3級の内容に、カラーコーディネーションについての知識を加える。
1級:2級の内容に、「ファッション色彩」「商品色彩」「環境色彩」から1分野を選択。
【受験料】
1級:9,180円
2級:7,140円
3級:5,100円
【問い合せ先】
東京商工会議所 検定センター